ジオサイト4への道2日比谷共同溝到達記念見学

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東京ジオサイトプロジェクトで何度も見学に行った日比谷共同溝。5月20日に日比谷に到達したシールドマシンの到達記念としてジオサイトプロジェクトをblogや個人ニュースサイトでレポートしてた人たちとかを誘って小規模の見学会を行う。関東国道のk島さんから20名程度で極秘見学会をやらないか?というお誘いから発展。そこでmixi@地下都市研究会、巨大建築愛好会、社会科見学に行こう、東京VRプロジェクト、デジオ宇宙や友人に等に声をかけて二十数名で見学(予定よりややオーバー)。
ジオサイト4の時にはシールドマシンは解体されているので,その前にと声をかけてくださった関東国道のK島さん、前田建設さんどうもありがと。 ジオサイト4は当初は6月末予定から7末と変更、どうやら8月には行えそうだとの事。

で、最初にk島さんや前田さんから共同溝やシールドの説明と報告。日比谷到着時はたった上2mm左2mmの誤差しかない正確な掘削だったとの事。この掘削間で削れたシールドの刃は約8mm。で、報告前に工事関係者のみに配布されたシールドマシンの切り刃をモチーフとした記念メダルを特別に頂く。これはお宝!!桐の小箱入り。

前回日比谷の到達の前日に学校の新聞取材で見学させてもらった時は、掘削中でトンネル部分はセグメントの運搬や泥水のパイプで賑わってたものの、すでに片付けられて共同溝内はすっきりとした空間で、音も静か。カーブを描いている桜田門縦穴を通過してる部分は上を見上げると小さく青空と、雨上がりのせいで水滴が。
構内は湿気で曇っていて霧がかすんでる状態。日比谷まで開通したせいで、その日の天気で風が虎ノ門から日比谷の間を行き来するらしい。「高熱隧道」を思い出す。

日比谷まで歩くとそこには到着したシールドマシンと記念写真用の台座が。昨日工事関係者のみの祝典があった模様。今日の僕らの為にわざわざ看板の日時を貼り直してくれている。(笑)ほんと頭が下がる。
で、シールドマシンの上部に行くと奥に人一人通れる穴が。シールドの前面の刃の間を切り取って日比谷の縦穴へ抜けれる通路を作ってくれている。当初の見学予定では日比谷まで1.5k歩いた後また1.5k歩いて地下を戻った後、地上部からまた1.5k日比谷に行ってシールド前面を見るという4.5kの旅だったはずなのでこれはすごい事に。
その上穴を開けたおかげでシールドの中心部や裏側を間近で見る事も。 到達したシールドマシンはあんなに真っ青で奇麗だったのが、削れて荒々しい表情に。こうして約3時間の見学終了。で、そのまま日比谷へ飲み会。帰宅。