旧・初台駅見学

本日は午後よりmixi地下都市研究会による京王線・初台駅の見学会。昭和53年に京王新線開通に伴って旧初台駅は閉鎖され、現在のオペラシティの地下へ移動。それ以前の初台駅の見学。 現地につくと明日から東京ジオサイトプロジェクト3【地底現場応援団計画】まっただなかの東京国道のKさん等も 京王と僕たちの間を取り持ってくれるために来てくださる。 今回の見学会も東京国道のおかげ。開通後一般の見学は僕たちが初めての事。ただし撮影はいっさい禁止。危機管理の上の問題。 中央口改札で待ち合わせていよいよ見学かとおもったら、すたすたと地上へ。そして以外な事にすこし離れたところにある普通のビルの中へ。 「へ?。。。」で、ビルの裏口の、とある鉄の扉から地下へ。ほんとびっくり。極秘地下通路。そのビルに入ってるテナントの人とかも知らないのだろう。

10メートル程階段をおりると 島型のホームが。両脇の壁は昔ながらの2センチ角程度の丸みを帯びたタイルばり。色はもう変色してよくわからない。地下に降りたとたんに新宿へ向かう電車が轟音で向かってくる。カーブを描いているので真っ正面からやってくるように見える。(写真とれず残念)  大きなコンクリの構造物で人一人あるけるぎりぎりのホームの端を歩いて、現状のまま残ってるホームの方へ移動。 途中のでかいコンクリの部分は、過去のホームの階段があった場所。現在は封鎖して、部分的に小部屋になっており、途中まで続いた階段の残骸がトマソンのごとく残ってる。(写真とれず残念)線路の壁には新宿からの距離と昔の駅名の看板が放置。新宿からの距離も現在の新宿駅の端っこからでなく、昔の駅舎の線路端から数えてるらしい。現在の新宿駅にいくとホームの途中に0mの表示があるという事。(未確認)

小一時間ばかり京王の担当の大平さんに説明を伺ってる間も、ホームの両脇をものすごいスピードと轟音で電車が行き交う。ホームの端で見てるときに、左右同時に行き交う瞬間があり、まさにマトリックスかなにか映画のシーンのよう。そしてものすごい風圧。立っていても体がぶれる。見学後、地上部の近所の公園までいくと風気孔が。冬の枯れ葉が多数まわりにあって、電車が通る度に、上空高く4−5m舞い上がり、電車が通り過ぎ、トンネル内部の気圧が下がると風気孔に枯れ葉がピッタっとへばりつく。とても面白い。こういった場所がきっと都内各所に在るんだろう。ちょっといろいろ楽しめそう。

で、地下都市研究会メンバーでオペラシティでしばし会食、雑談後解散。(話題はジオ4勝手企画、北の英雄力道山インディージョーンズのり映画の話、等等)